| 「委員会方針」
昭和5年に発表された島崎藤村「夜明け前」の小説の中に、こんなフレーズがあります。
「交通の持ち来たす変革は、水のようにあらゆる変革の中で最も弱く柔らかなもので、しかも最も根深く強いものだと感じられることだ。その力は貴賎貧富を貫き人間社会の盛衰を左右する。歴史を織り、地図をも変える。」
過去、長野新幹線で佐久平駅周辺の地価が80 倍に高騰し、東北新幹線では盛岡〜八戸間の観光消費額が2.4 倍増したように、新幹線の整備は各地で地図と経済を変えてきました。
高岡市は、今年の7 月には東海北陸自動車道が全線開通し、さらに2014 年度末には北陸新幹線が開通します。つまり、日本海側を縦断する北陸新幹線と、日本の中心を横断する東海北陸道とのクロスポイントが高岡なのです。今がまさに高岡の「夜明け前」です。この100 年に一度のチャンスを、最大限に享受するためには、さまざまな準備と計画が必要になります。
今年度、都市構想委員会では北陸新幹線が開通するまで事業継承していく土台づくりを、形にしていきます。これからの都市間競争で重要なキーワードになる「交流人口増」を踏まえて、青年部活動を行政や市民へ訴え、「市民が夢と希望を持ち、きらりと光るまち」を目指して市民活動・商業活動へのてこ入れを行っていきたいと思います。
|